健康診断を受けてきました

わたしは朝ごはんを食べないまま(エネルギーを補給しないまま)、外出するということが苦手なので、健康診断の血液検査も苦手です。
しかし今年度から空腹時血糖と、随時血糖が選べるようなっているじゃないですか!

血糖値スパークが影響するのは随時血糖なので、以前から普通に知りたいなと思っていた随時血糖。迷うことなく随時血糖を選択です。
ただ、指定病院によっては従来通り空腹時血糖しか調べませんという病院もあるので、要確認です。
わたしも対象病院2件目で、希望するなら随時血糖でもいいですよという病院をみつけました。


そして血圧検査も苦手なもので、所謂白衣血圧になってしまうのです。
あの腕をぎゅーっと圧迫されるのが苦手。ううううってなる。

こういう苦手なことと対峙するときの対処法として、わたしはとりあえず伝えてしまいます。
どんな時でも自分の弱いところはさっさと開示してしまったほうが、周りの人も笑顔で対処してくれるし、それに安心して落ちつける。

今回の血圧担当のかたもキリッとしたポーカーフェイス系だったけれど、苦手なんです~と伝えたら、「あはは、だいじょうぶ、だいじょうぶ」とさすさすしてくれました(笑)お優しい…。


この流れで想像できるかもしれませんが(笑)、続く採血も血管のために腕をぎゅっと縛られるのが苦手なんです。

以前、苦手なんです~と伝えたときに「苦手なのを我慢していきなり倒れる方結構いるから、先にそう言ってくれるの助かります!」と言って頂いて以来、最初から「苦手なので横になった姿勢でお願いします!」と自己申告を。
ちなみに横になるのは余計な力をいれないためです。どうしても座ったままだと余計に体強張ってしまうからね。

「チクッとしますよ~」
「は~い、チクッとするのは全然だいじょうぶなんです~、圧迫されるのが苦手なだけで~」
「珍しいですね!(笑)」

和やかに会話しながら採血をこなし、無事に健康診断を終えました。

このひと仕事やりきった感!
これはもうご褒美おやつだな!と一瞬考えましたが、想像以上に体重の数値が増えていたこを思い出し、むしろ長めに歩いて帰ったのでした。
いつのまにこんなに肥えたわたし…。

若葉寒

怒涛の4月が終わり、気がついたら大型連休も終わり、寒の戻りで肌寒い本日です。
寒すぎてトレンチ復活させました。
しかしここからあっという間に梅雨がきて、気がついたら暑い~と言っている夏なこともわかっています。


実はいま、自分の趣味のひとつがHSPだからより楽しめているものだという実感があるので、それをお伝えするコンテンツを作ろうとしています。

HSP/HSSとしていろいろなことに興味を持って足を踏み入れ、実際に体感しているからこそ、お伝えできるものもあるなと。

積極的になにかをススメるということは普段あまりしないのだけど、わたしの好きなものが、誰かの新しい好きなものになるきっかけがあるのなら、それは嬉しいことだなと思います。

【追記あり】あさイチにしいたけ占いのしいたけさんご出演

本日9日8時15分から放送のあさイチに、しいたけ占いのしいたけさんがご出演されるそうです。
元々あさイチ好きですし、占い企画なのは知っていたので楽しみにしていたのですが、まさかしいたけさんご出演とは!
リアルタイム視聴はできないので、帰宅後を楽しみに1日がんばりまーす(*^^*)

【追記】

しいたけさんご出演のあさイチ視聴したので追記感想です。
なによりもまずしいたけさん人形のクオリティが素敵でした。さすが人形劇といえばのNHKさん。
番組内容は「占いは楽しく活用しましょう」「悪い人もいるので気をつけましょう」という流れでした。


しいたけさんが常に言っている「縁側で話をきくおじいさんのような存在」「部室やバイトの休憩室で話をきく先輩のような存在」という立ち位置。
「占いの場が精神科・心療内科(メンタルクリニック)の前段階になっている」というのは、わたしもそう考えています。

日本は国民性も相まって、まだまだ精神科・心療内科は「不調になってから行く」「不調になっても行くためのハードルが高い」状況です。

大学で講義してくださった現役の精神科の先生が「アメリカなどはひとつの建物に外科・内科・精神科のように入っていて、内科の問診によっては『今日は精神科にも寄って話聞いてもらうといいよ』というように、重くなる前に気軽に立ち入る場所だ」というような話しをしてくれました。


HSP関係なく、そもそも日本人は割合として繊細で敏感傾向の人が多い傾向にあるので、その予防全部を病院が受け持つにはキャパが足りないでしょう。


だからこそ、「予防となる場」が大切です。


もちろん意識的な設置も有効ですが、それ以上に結果として予防の場となる場所を自分でみつけるということも、とても大切だと思います。
それは直接的なカウンセリングだけではなく、自分が楽しめる場、明るい気持ちになれる場、リラックスして気持ちを話せる場など、いろんな場所が予防の場になってくれます。


わたしが先日おこなった天秤座会や、今後おこなおうとしていることが、誰かの場のひとつになれるのなら、それはとても嬉しいことです。
普段からわたしもいろんな場に助けられているから。

しいたけさんがやろうとしていることも、これに近しいのではないなぁという個人的な感想でした。

春の現状報告

ツイッターを見て頂いているかたはご存じかもしれませんが、現在の仕事が5月末で終わることになりました。

それを知ったのが先々週くらいで、完全に確定したのが今週という…。
急なことで先方もドタバタしているので、なんともお疲れ様でございますなことなのですが。

自分も大変ではない、とはさすがに言えない。
しかし、状況が安定してくると「さぁ次の段階へ行ってください」という神様の声なのか、背中を押されるように環境が変化することが常だったので、正直今回もきたか…というのが第一印象です。

なにか新しいものが自分にやってくるときに、古いものを手放して隙間をつくらないと入れないですしね。

うまく循環して、なんとかなりますよーに!

HSPをカミングアウトという違和感

HSPを周囲にカミングアウトしているか、というフレーズに違和感がありました。
それはなぜでしょう?

カミングアウトとは
 
自分が,社会一般に誤解や偏見を受けている(同性愛者などの)少数派の主義・立場であることを公表すること
引用:三省堂 大辞林
 
自分が秘密にしていたことを暴露すること、公にすることを指す表現。
引用:実用日本語表現辞典


違和感があるのは、HSPとは公表するようなことではない、という考えがあるからかもしれない。
わたしはHSPにとって大切なのは公表ではなく、説明だと考えています。


公表って、それを言うことによって、対応や認識を変える必要があるものが多いと思うのですよね。

身体は男性で心が女性なら「あ、この人は女性なのか」という認識に変わる。
病気なら、なにかあったときに適切な対応ができるよう知識を得ようという思考もうまれます。


でもHSPは病気ではなく、気質です。

自分の気質にHSPという名称があることは、極端な話、周りのひとは知っていても知らなくてもかまわないわけです。


名称がついていることで、「自分が悩んだり気にかかったりしていたことは、こういうことで、こういう名前がついてるのか」と自分自身の安心感には大きく影響します。

ある程度定義があることで、こういう気質なら、こういう場面ではこうしようといった自分をコントロールする上でも、大いに役にたちます。


だけど周囲との関係性において重要なのは、普段から「わたし」の説明をしているかだと思うのです。



先日、仕事で自分の近くがあまりにもガヤガヤとしすぎて、さらに地声が大きい人たちが集まってしまったものだから、途中で「あ、これはダメだ」となり、ささーっと離れました。

離れた先にいたひとに「ちょっと話し声にぐったりしてきたから、こっちきちゃいました~」と言ったら、「あらー敏感なのね」と。

お!と思ったので、「そうなんです、結構音に敏感で。自分に対してでなくても近くで大声で話続けられるとぐったりするんですよ~」と説明しました。


別にこのひとはHSPという名称は知りません。
わたしもこの時点でHSPと知ってほしい!と思うわけでもありません。

普段から誰かと話していて、自分の気質を伝えられるきっかけがあれば、意識して伝えているだけです。
「実はわたし、HSPという気質がありまして…」というあらたまった公表ではなく、日々話を続けた先に「で、こういう気質をHSPっていうんですよ」という説明があるイメージ。


だから、もし身近なひとへHSPをどう伝えたらいいのかわからないなら、カミングアウトだとかHSPの解説をしなければとか大きく考えすぎないで、自分の気質や、それが影響して不調になる場合もあることなどについて、ただ普通にゆっくりと会話をしてみてください。



お気遣いいただく、という言葉があります。

HSP気質を把握し、不調のときに配慮していただけることは、それはもうとてもありがたいことです。
でもお気遣いのこころを寄せるかどうかの(無意識の)判断は、相手しだい。

だからこそ、相手のお気遣いをいただけるような自分でいたい。

気遣いを求めるなら、まずはこちらが周りの人を信頼し、誠意を持って対応してこそだと、わたしは思っています。



ただし、家庭の影響で愛着障害アダルトチルドレン傾向のあるかたは、一足飛びにこういう考えかたが向いているとは限りません。
相手を信頼するためには、まずは愛着障害アダルトチルドレンからの回復が優先です。
そこは「信頼したいけどできない自分」を責めることなく、適切な心療内科やカウンセラーを頼ってくださいね。