HSPの遠征にノイキャンイヤホンと高性能耳栓が良かった話 その2

遠征が発生する趣味のオタクな上、普段は自分が疲れすぎないように調整するスケジュールがどう考慮してもぎちぎちになってしまう予定が入り、それらをこなすために「ノイキャンイヤホン」と「高機能耳栓」を買おう!と決めた話を前回しました。


https://www.hsp-smile.online/entry/2019/01/22/121909www.hsp-smile.onlinehsp-smile.hatenablog.com



その1から時間が経ってしまっているうちに、2回目の遠征もありましたが、やはりこの2つは活躍してくれました!

HSPの遠征にノイキャンイヤホンと高性能耳栓が良かった話 その2では、実際に購入した物と使用した結果をお伝えします。

WALKMANのノイキャン機能】

その1の最後でもふれましたが、自分が使っているポータブルオーディオプレイヤーがWALKMANウォークマン)でした。

ウォークマンは専用イヤホンを使えば、ノイキャン機能が発動できます!

www.sony.jp


自分の使用している型が古い自覚はあったので、対応していることに意識がいかなったのだけど、ほんと先に確認して自分。

確認…大切…。

あと「専用イヤホン」っていうくらいなんだから当然っちゃ当然かもしれないけど、本来最初から付属してるイヤホンなんですよこれ…。

なんかちょっと大きいし(そりゃノイキャンマイクついてるからね)別のがいいや!って、当時すぐ処分したね…?

確認!確認して自分!!!


そんなこんなで、即購入したウォークマン専用イヤホンがこちらです。



本体にノイキャン機能が搭載されているのに、なぜこのイヤホンが必要なのかというと、耳に入れる部分の反対側に音を取り込むマイク的なものがついていて、そこから取り込んだ音(ノイズ)を除去しているからです。

なので、本体にノイキャン機能が搭載されていても、普通のイヤホンを装着するとノイキャン機能は使えません。


わたしは元々ウォークマンを使っているので専用イヤホンを購入する選択をしましたが、「ウォークマン+専用イヤホン」にするのか「ノイキャンイヤホン」にするのかは、好みや目的によるだろうなぁと思います。


ちなみに、このイヤホンはウォークマン専用なので、スマホに繋いでもノイキャンは発動しません。普段からスマホで音楽を聴くか否かは、割と大きな選択条件になりそうですね。


【高機能耳栓】

耳栓も単純に耳に入れて音を遮断するタイプのものは持っていましたが、本当に簡易的な物なので、それをつけて外を歩くってのはちょっと躊躇するような安いやつです。


今回購入した耳栓は、周囲の音は遮断せず、騒音(に感じるくらい大きな音)を弱めてくれる物です。単純にノイキャンイヤホンの耳栓版と想像してもらえると、わかりやすいかもしれません。


実際に購入した高機能耳栓はこちら!


最新版の高性能フィルターを搭載し、騒音を平均的に約23dB低減して、周囲の音を聞きながら耳に安らぎを与える高級イヤープラグです。フィルターは環境に応じて、不要な周波数を正確に減衰して、役に立つの音だけ保留して、聴覚保護の目的を達成することができます。同時に、現場の衝撃と楽しい雰囲気を体験することができ、音の鮮明、純粋、ダイナミックな音楽を楽しんでくれます。


耳栓のやわやわした部分の中に入っているフィルターが、騒音を抑えてくれる働きをします。

装着がしやすくて、サイズも小さくて耳からはみ出さないし、透明なので目立たないのが使いやすいです。

ライブハウスのライブに行く趣味の友人から、高機能な耳栓はいいよとは聞いていたし興味は持っていたのだけど、ほんっとこれも早く買っておけば良かった…!となりました。


無音にはならないのに、ぐんっと騒音の圧が減ります。

個人的にはカフェなども長時間いると疲れてしまうのですが(よくいわれる「あの適度なざわつきが良い」とはならない)、これをつけていると疲労までの速度が確実に遅くなるので、最近は外出してひとりで一か所に留まるときは即この耳栓をつけています。

【ノイキャンイヤホンと高機能耳栓を使った感想】

▼性能としての体感

わたしが購入したノイキャンイヤホンと高機能耳栓は、無音になるわけではありません。
地下鉄で電車が走っている音、飛行機のエンジン音など、「音が鳴っているな」というのはしっかりわかります。

ただし、大きな音が鼓膜にダイレクトに届くのと、その間に一枚フィルターがあるのとではこんなに体感が違うのか!というくらい、自分には効果がありました。

確かにHSP気質の影響で、刺激に対して他人より疲労を感じるペースが早くもあるけれど、反対にアイテムの活用効果も敏感に違いを感じ取れるのです。


だからHSP気質って分野によっては良いモニターになると常々考えているんですよね。性能テスト的なものから、大衆向けにあわせるための調整役(この敏感さでこの程度だからプラスまたマイナス方向にしよう的な)まで。

わたしの場合、味覚、聴覚、体感など敏感です。なにかありましたらお声がけください(笑)

▼エネルギーの余力になる

私のHSP気質の場合、本来のエネルギー満タン状態が10として、大多数の人が「電車に乗る」という行動で2エネルギーが減るとしたら、「大きな音」「周囲の人」「更に無意識部分のHSPとしての危険を察知するアンテナ」という要素で5くらい消費するイメージなのです。

そうするとメインイベント(食事だったり、観劇だったり、買い物だったり)に入るときに、すでに半分は消耗した状態です。そのメインイベントで更にエネルギーを消費して、再び電車に乗って家に辿りついたころには、ゼロどころかマイナスになっているから、どれだけ楽しい予定でもぐったりしてしまいます。


そこでノイキャンイヤホンや高機能耳栓を使うことで「大きな音」「周囲の人」という外部刺激が弱まり、今までエネルギーが5減っていたのが、3くらいに抑えられる感覚になりました。

そうすると、メインイベントや帰路にまで使えるエネルギーが増えるんですよね。

これ、本当に大きな違い!


もちろん、というか、むしろメインイベントが楽しいことじゃない時-初対面の人に会うとか面接受けるなど-ほどエネルギーを必要とするわけで、そういう時も有効です。

使いたいところへエネルギーを持っていけるように、コントロールできる部分はどんどんアイテムも活用してコントロールする。自分を楽にしてあげる。

そのために、今後もこの部分は、いろいろ試していきたいなぁと思ったのでした。